Java初心者の競技プログラミング日記

Dvorak配列でjavaを書いてます

一般的なUIデザインにおいて「はい」が左側、「いいえ」が右側の理由

仮説1

人口の大多数を占める右利きの人の場合、「はい」を押すときにはマウスを持った手は内側に移動し、「いいえ」を押すときには外側に移動する。言うまでもなく、内向きとは受け入れることであり、外向きとは拒否することである。そのイメージが設計者の意識に発現している……という説。

仮説2

「はい」か「いいえ」で答えろ、「はい」と「いいえ」どっち、のように、日本語の自然な流れとして「はい→いいえ」の順序が存在している。この通りに配置すると、日本語は左から読む言語なので、「はい」が左にきて、「いいえ」が右にくる……という説。

仮説3

マウスを右手で持って操作するとき、カーソルは画面の右側にあることが多い(と思われる)。アプリ内、ウィンドウ内でも同様。このとき、「はい」「いいえ」付きの確認ウィンドウが表示されたとすると、左側にある「はい」よりも右側にある「いいえ」のほうが押しやすい位置にある。「はい」ボタンの役割とは、決定であり、それはしばしば金銭や権利の移動を伴う重大な決断となる。逆に「いいえ」の役割は、拒否することであり、基本的には再度当該ウィンドウを出現させることができ、やり直しが効くものである。よく説明文を読まずに、あるいは誤ってクリックされてしまったとき、被害が少ないのはどちらだろうか。言うまでもなく後者の「いいえ」である……という説。